とわ北斗ヴィンヤード
とわ北斗ヴィンヤードは北海道のほぼ中央部、鷹栖町の上川盆地に位置し、白赤7品種約1万本を栽培。社会福祉法人鷹栖共生会「とわ北斗」が障害を持つ方の就労の場として 2015年よりワイン用ブドウを栽培、2018年よりワイン作りを行っています。
栽培品種は白品種がゲヴェルツ、シャルドネ、バッカス、ピノグリ。赤品種がピノノワール、ピノムニエ、ツヴァイゲルト。2022年現在で13000本栽培。
栽培期間中、夏季は日中の気温が高く30℃を超えることは日常的ですが、反面夜間の気温は低い傾向にあります。冬季は-30℃まで気温は下がり、ブドウ樹は豊富な雪に包まれることで冬の寒さに耐えています。
畑はph改良のため石灰資材の他、動物性堆肥を施用しています。その他栄養素に関して化成肥料は施用していません。防除に関しては、有効成分を吟味し環境負荷を抑えられるよう薬剤選択をしています。有機資材で代用が可能なものは積極的に取り入れています。
現在は10Rワイナリーにて委託醸造。発酵期間は自社ワイン管理の他、研修生としてワイン作りを学んでいます。
キレイなブドウで、野生酵母、少ない亜硫酸、冷涼地らしい酸を活かしたワイン作りを心掛けています。
2024年に鷹栖町でワイナリー設立に向け取り組んでいます。
L'Assemblage Rouge
ピノ・ノワール52%、ツヴァイゲルト31%、ピノ・ムニエ16%、メルロー少々。
2022年の鷹栖は開花期、収穫期に雨が続きましたが比較的温暖な年でした。お盆以降夜温が下がり着色は良好。病果は無く、とても健全なブドウで仕込むことができました。10/15に収穫。翌日手除梗。 粒状態でのカルボニックを少し。自重で潰れたジュースから野生酵母による発酵。発酵初期に少しのピジャージュ。しっかり発酵が立ち上がってからはピジャージュ無。種からタンニンの抽出具合を目安にプレス。計14日間の醸し。発酵、熟成は古樽とステンレス樽にて。MLF完了。亜硫酸は瓶詰前に少しのみ。2023/8月ボトリング。
とわ北斗ヴィンヤード林さんのコメント2023/12/25
香りは赤系果が中心でラズベリー、イチゴ、カシス。スミレやスパイスでクローブやシナモン、白檀を感じます。味わいは酸がしっかりとありますがバランス良く、タンニンも纏まっています。余韻は心地よく続く。2023/12月時点ではエステルのフレッシュな香りが楽しめます。今からお楽しみいただけると思います。(ワイナリーさん資料から抜粋)
お一人様2本まででお願い申し上げます。