レヴァンヴィヴァン
ぶどう本来の力を引き出した栽培方法の確立とそのポテンシャルを隠さない醸造
私達はフランスの多くのナチュールの造り手達のワインに出会い、その考えに感銘を受け目の前にあるワインが全てを語ることを知り、同じ道を日本で志し日本のヴァンナチュール造りを目指しています。
私達人間は世の中の全てのことを理解することはできません。
目に見えるもの考えつくことの範囲だけで解決し知った気になってしまいます。
畑の中に生きているのは目に見えるものだけではなく、土の下にも空気中にも見ることのできない生き物がいます。
忘れてはいけないのがそれら目に見えるものも見えないものも全ての生き物の恩恵を受けていると感じながら作業にあたる事だと思っています。
ワインやシードルは嗜好品です。
人それぞれに好みがあると思います。
でもただ好きとか嫌いではなく私達の目指すものは身体にじんわり染み込んでいくような柔らかさを持ったものです。
ハイテンションになるというよりも口角が少しだけ上がるようなそっと寄り添うワインを造りたいと考えています。
ベリーA発光体
マスカットベーリーA(山梨県産)。山梨県産のマスカットベーリーAを購入して造った赤ワイン。
開放型の木桶発酵槽(VAT)にて除梗破砕無しの全房セミマセラシオンカルボニック仕込み。野生酵母で発酵が始まるのを待つ。3日目で発酵が始まり、発酵開始後ピジャージュは行わず酵母を活性化させるため軽めのルモンタージュ。(バケツで軽く上から液体をかける程度)室温も高く発酵温度も高かったので順調に発酵は進む。ノンピジャージュ、ノンルモンタージュ。仕込み始めてから約10日で発酵終盤にプレス。空圧式のメンブレンプレス機にて搾汁し、果汁のみの発酵に切り替える。発酵終了後ステンレスタンクにて瓶詰めまで貯蔵。2回滓引きをして瓶詰め。仕込みから瓶詰まで一切の亜硫酸は無添加。
フレッシュな弾ける酸味とヌーヴォーらしい豊かな果実味のあるワイン。梅カツオ、ハーブ、シナモン、ジンジャーなどのニュアンスあり。酸がしっかりあるので数年置いて落ち着いてきてもベリーAの良さが際立つ。アルコール度数も低いので飲み疲れはしない。(ワイナリーさん資料から抜粋)