リュードヴァン
長野県東御市にあるリュードヴァンです。ワイナリーとしてスタートしたのは2010年。
小山英明氏は、(株)あずみアップルのソーヴィニヨン・ブランを手がけた醸造家として有名で、今後最も注目するべきワイン醸造家の一人です。
樹齢3~4年のシャルドネを飲ませていただきましたが、若木から造られているのが信じられない素晴らしい味わいにうっとり。素晴らしいワイナリーがまた1つ誕生いたしました。
以下、ワイナリーさん資料から抜粋。
2006年春、長野県東御市にある(有)永井農場とワイン醸造家小山英明が、荒廃してゆく農地の再生を掲げ雑木林と化した農地を開墾し、ワイン用葡萄の木を植え、「永井農場ワインプロジェクト」が始まりました。
2008年春には葡萄栽培及びワイン醸造の専門メーカーとして更なる発展をする為、(株)リュードヴァンを設立しました。現在、およそ3haに及ぶ荒廃農地を開墾し葡萄の定植、栽培を続けています。
2007年の記念すべきファーストヴィンテージ Rue de Vin 2007 Chardonnay は限定229本ながら各ワイン専門家から高い評価をいただいております。
長野県東御市で葡萄の木を植え育て、ワインを作っています。
千曲川に沿うように開けたなだらかな斜面。ここはかつて一面に広がる豊かな林檎農園でした。全国で農業従事者の減少によって人の手が入らなくなった農地は荒廃の一途をたどっています。それはこの地も例外ではなく、人の侵入をも拒むような雑木の林へと変貌しています。
そして今、私達 Rue de Vin[リュードヴァン]は荒廃した農地にもう一度息吹を与え、豊かな農地を取り戻すべく葡萄の木を植え育て、ワインを造り始めました。健全な葡萄を育てるためには過度な農薬や肥料を使用せず、地面には草花が生い茂り、樹上には多くの昆虫が、土壌には多くの微生物が暮す豊かな生態系を作り出すことを実践しています。それはやがてこの地の力を引き出し個性的で表情豊かなワインへと繋がってゆきます。今ではシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワールなどが育っています。乾いた風が斜面を吹き上がり、豊富な日射量と大きな寒暖の差を生み出すこの地からはやがて、偉大なワインが生み出される日も遠くないのかも知れません。
フランスはブルゴーニュ地方コート・ドールのように、いつか日本の“黄金の丘”と呼ばれる日のことを夢見て…。これから私達と一緒に、ワインのある豊かな食文化を創り上げましょう。 株式会社 リュードヴァン 代表取締役 小山英明
リュードヴァン ヴァン・ムスー ロゼ
自社栽培のピノ・ノワールとシャルドネを使用した辛口ロゼのスパークリングワインです。泡のきめ細やかさなど製法由来のニュアンスは辛口白のリュードヴァン・ヴァン・ムスーと同様シャンパーニュ製法によるもの。原料であるピノ・ノワールは搾汁率を抑え贅沢に使用することで、味わいに骨太な骨格のしっかり感を与えています。また樽による醗酵と長期にわたる熟成は豊富な酸味を滑らかでエレガントなものへと変化させ、原料ブドウもあえて100%ピノ・ノワールとはせず、少量のシャルドネを加え味わいにしなやかさをもたらせています。味わいの深さと多様な表情、そしてハーモニー。これこそが正にリュードヴァンの頂点となるスパークリングワインです。
シャンパーニュ製法による本格派。ピノ・ノワールを贅沢に使用し、少量のシャルドネを加えることで力強くかつ複雑でしかもエレガントな味わいがバランスします。良い原料と熟成とブレンドによる妙は最上の一言に尽きます。