セブンシダーズワイナリー
山梨県河口湖町「葡萄農家を“まるごと”ワインに」をテーマに葡萄の個性を最大限に表現する醸造家と山梨県内の契約葡萄栽培者がつくる河口湖初のワイナリー。
「7c | seven cedars winery 」の名は、河口浅間神社( 865年奉斎 )の千年杉に由来しています ( 7本杉 = seven cedars )。その昔、富士の噴火を鎮めるために建てられたこの河口浅間神社は、以来、この河口という土地を守り、地域に根差し、親しまれてきました。新たにこの土地に生まれ、根差し、葡萄畑とともに育っていく小さなワイナリーを、あたたかく見守っていってほしい。そんな思いを込めて、この地ならではの縁( ゆかり)を名に冠しました。
seven cedars wineryは、葡萄栽培者、地域・農地を守る取り組み、数々の御縁や想い、などが繋がってかたちになったワイナリーです。ワイン造りは、「風土の表現」「葡萄の表現」「栽培者・造り手の表現」を志すもの。
この醸造所の特徴は、上記を実現するために様々な工夫を凝らしたこと。契約栽培者の数や生産量に合わせて、比較的小さな容量のタンクをきめ細かく設置。また葡萄に優しく、かつ少数スタッフでやり繰り出来るような施設レイアウトや醸造用設備を導入。小さなワイナリーだからこそ、栽培者毎に異なる葡萄の味わい・性質を大切にし、もう一歩深く踏み込み、「見る」「つかむ」「見出す」をseven cedars wineryのワイン造りの基本としていきます。目指すところは、葡萄栽培者に光を当てたワイン造り。全ての製品に栽培者の名前と、葡萄の品種・構成比率を明記します。
栽培・醸造責任者、鷹野ひろ子さん。山梨大学工学部発酵生産学科卒業。在学中にワインの美味しさを知り、ワイン造りの道を志すように。 某ワイナリーオープニングスタッフとして入社するが、結婚を機に退社。 その後、ワインスクールの講師、他ワイナリーでの勤務、フランス・ボルドーでの仕込み研修等を経て、 2011年より前職のワイナリーに入社。チーフワインメーカーとして、ワイン製造の統括を行う。 コンクールで多数の金賞を受賞。2021年(株)大伴リゾートに入社し、セブンシダーズワイナリーの立ち上げに従事。現在、ワイナリー栽培・醸造責任者。
KOSHU BARREL FERMENTED
樽に向く甲州種葡萄の畑を選択し、樽発酵・樽熟成にて醸造しました。果実と樽の風味のバランスに留意しつつ、甲州の樽発酵タイプを十分楽しんで頂けるよう、樽の中でゆっくりと発酵・熟成を行いました。
栽培者/品種構成 :山中大輔 甲州 50%、三澤魁人 甲州 25%、里吉一広 甲州 10%、中村匡毅 甲州 8%、若林喜久男 甲州 7%
はっさくの様な和柑の爽やかさとグレープフルーツの様な華やかさを合わせ持つ香りがあり、樽のトースティさ、アーモンド、モカクリームの様な樽感も同時にしかっり感じられます。口中、果実の風味と樽のトースティな風味が同等に感じられ、また、酸はしっかりありつつまろやかになっています。2022VTと比較してボリューム感はありますが、樽感がまだ硬く、強めに出ているので瓶熟成をして果実と樽感をもう少しなじませて飲んでいただきたいです。白ワインとして強さがあるので、うまみ成分の多い食材やしっかりとした料理に幅広く合います。
生産本数:4,110本限定
味わい:辛口
アルコール分:12.8%
総酸度 : 6.9g/L
適温温度:16℃
ワインに合う料理
・うなぎの白焼き(ワサビと共に)
・うなぎのかば焼き
・地鶏の炭火焼き
・鳥皮のカリカリソテー柚子胡椒風味
・魚のあら汁
・いわしの生姜甘辛煮
・砂肝のニンニクポン酢
・和牛ロースト(塩わさび)
(ワイナリーさん資料から抜粋)