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山梨県甲州市の老舗ワイナリー、丸藤葡萄酒工業さんで栽培・醸造を担当してきた安蔵正子さんが、2022年山梨市万力の地に立ち上げたワイナリー!
ワイン醸造に携わって20年以上という実績を持つ安蔵さんは、山梨大学化学生物工学科卒業後、丸藤葡萄酒工業に就職、ワイン造りをスタートします。その後、夫(安蔵光弘さん メルシャンのエグゼクティブ・ワインメーカー)の転勤でフランス・ボルドーに4年滞在する間に、サン=テミリオンのワイナリーで栽培・醸造を研修したり、ボルドー大学醸造学部にて「ワイン利酒適正資格(DUAD)」を取得しています。そして帰国後、丸藤葡萄酒工業に再就職し、栽培・醸造を担当してきました。
2000年にはすでに自分の畑でぶどうを栽培していて、自分の飲みたい少量だけ、会社のワインにブレンドして造っていたそうです。その後、その畑から収穫されたぶどうを使用して造ったワインが丸藤葡萄酒工業からリリースされ、「万力ルージュ」、「万力ブラン」として好評を博します。
定年後に自分のワイナリーを立ち上げればいいかな、とおもっていたそうですが、ご病気になったことをきっかけに、やりたいことをできる時にやるべきだと思い、自分のワイナリーを設立しました。
「良いワインは良いぶどうから」
山梨市万力地区の山地は、日当たりが良く水はけのよい粘土質土壌から、酸味と果実感にあふれたエレガントなぶどうが収穫されます。
自分で栽培したぶどうを自ら醸造し、日本の食に合う、バランスの良いワイン造りを目指します。
・ぶどうの生育を注意深く見守り、健全なぶどうを収穫
・ぶどうの適熟を見極めて収穫し、できる限り補糖と補酸をせずにワインに仕上げる
・収穫されたぶどうのポテンシャルに合わせた無理をしないワイン造り
・強さよりもエレガントさを重視
そして、食事と共に飲んでいて、いつの間にかグラスが空になっている!
そんなワインを目指します。
万力ブラン(ハーフサイズ)
山梨市万力山路の日当たりの良い斜面でつくられたプティ・マンサン、アルバリーニョを一緒に醸造。
酸味とのバランスをとって、早めに発酵を止める。シュールリー状態でステンレス樽にて半年貯蔵後、オリ引きして瓶詰め。
黄色い果実、蜂蜜を感じさせる、やや辛口~中口のワイン。
お一人様2本まででお願い申し上げます。