ドメーヌ・パパプル
ペイザナ農事組合法人 中原ワイナリーで吉田裕一さんが営むドメーヌです。
ペイザナ農事組合法人は、ドメーヌ・オヤマダの小山田さんとの共栄堂の小林さんが立ち上げた農業法人で、その事業の1つであるワイン生産のために中原ワイナリーを設立しました。
現在、ワイナリーでワイン生産を行っているのは、自分の育てたブドウのみでワインを造る、いわゆるヴィニュロンのドメーヌ・オヤマダの小山田さん、ドメーヌ・ポンコツの松岡さん、そして、ドメーヌ・パパプルの吉田さんです。
パパプルとはフランス語で「親バカ」という意味で吉田さんの娘さんへの溺愛ぶりから名付けられたようです。
自社畑では、プティ・マンサンを中心に、シュナン・ブラン、アルバリーニョ、ロモランタン、ムニュピノを栽培しています。現在は1haにも満たない小さな畑ですが、今後は少しずつ栽培面積や収量を増やしていく予定だそうです。
Linda
(今のところ)吉田さんが造る唯一のワインです。Lindaのラベルは、娘さんが描いた「働く車」です。プティ・マンサン主体。昨年に引き続き、今回の仕込みでも、樹上で水分が抜けて干しブドウになったものを多く仕込み、プレス後の果汁を分析したところ、ブドウそのものの糖分だけで30 度にまで達しました。
全房プレスの後、12 か月樽発酵及び熟成させ、最終的にはアルコール分14%、やや甘口のスティルワインに仕上がりました。非常に酸化的ニュアンスだった昨年度とは異なり、フレッシュな果実や濃密さを感じられる味わいとなっておりますので、糖度は全く同じであった昨年度と比較して、全く異なる雰囲気を見せてくれる味わいの変化を楽しんでいただければ幸いです。(ワイナリーさん資料から抜粋)
お一人様1本でお願い申し上げます。