ラルコ
ヴェネト州にあるワイナリー、ラルコです。
当主は、同州の伝説的なワイナリー、クインタレッリで14歳から修行してきたというルーカ・フェドゥリーゴ。クインタレッリの造りを継承する今注目の醸造家です。
ルーカ・フェドゥリーゴの父は、クィンタレッリにブドウを売っていた栽培家の一人でした。息子のルーカは14歳のときから、クィンタレッリのもとで働き始めました。最近にいたるまで、畑とセラーでの重要な仕事はルーカが担っていたと聞いています。その間、クィンタレッリで働きながらルーカは、少しずつ父の畑のブドウで醸造を始め、1999年からアマローネを造り、2003年にはロッソ・ヴェロネーゼとヴァルポリチェッラ・クラシコを造りました。全生産量の95%がすでに世界中に輸出されているため、イタリア国内ではほとんど見かけることがありません。
ロッソ・デル・ヴェロネーゼ パリオ
品種:コルヴィーナ主体、ロンディネッラ、モリナーラ、クロアティーナ
植樹:1960年代~2000年代
位置:標高90~100m
土壌:粘土石灰質
ヴァルポリチェッラ用のブドウには短いアパッシメントをかけ、若干凝縮をさせ、ステンレスタンクで醗酵。大樽で醗酵中に、同VTのアマローネとブレンドし、合計24ヵ月間以上大樽で熟成させる。
アマローネとヴァルポリチェッラのブレンド比率は1:1で、同量(=ラテン語でパリオ)である。ヴァルポリチェッラ用ブドウはフレッシュさを損なわない程度に、アパッシメントする。またアマローネともブレンドするので、凝縮感はかなりあるが、その分樽熟成も瓶熟成も長い。しかしエチケットの色通り、リリース直後はワインの色合いも明るく、味わいも同様に明るく赤い果実を感じさせる。(インポーターさん資料から抜粋)
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