モンテマーグロ(白) 2021 750ml/ダニエーレ・ピッチニン

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ダニエーレ・ピッチニン


自身が共同経営者の1人でもあったレストランでソムリエとして働いていたダニエーレ・ピッチニンは、そのレストランの権利を売却し、2006年に自らワイン造りを始めた。

畑はヴェローナ北東部、サン・ジョヴァンニ・イラリオーネという町の郊外にあるチーモ山の、標高300mから450mの南東向きの斜面にある。自ら開墾した畑には、この地域に1000年近くにわたって存在したことが確認されている白ブドウ品種であるドゥレッラと、気象条件や標高が適合するのではという考えからピノ・ネーロが植えられている。

現在リリースされているワインは、賃借した1.6ヘクタールの畑(平均樹齢20年)のもので、醸造はアンジョリーノ・マウレのセラーで行っている。畑ではバイオダイナミクス農法を実践。シャルドネはステンレスタンク、ドゥレッラとロッソは古い小樽での醗酵・熟成。


モンテマーグロ(白)


ドゥレッラ。レッシーニ山脈で1000年以上前から栽培されていたことが確認されているブドウ品種ドゥレッラ。オリジナルの名前は「duracino タフなブドウ」で、遡るとラテン語からきていることが分かっている。別名で「Rabiosaラビオーザ」(過激な)と呼ばれ、しっかりとした酸と強いタンニンが特徴的で、この地域では発泡性ワインが多く造られてきた。真に完熟したドゥレッラであれば熟成のポテンシャルをもった偉大な白ワインが生み出せるはずだと考えたダニエーレは、創業当初からドゥレッラ中心のワイナリー作りを進めてきた。

「Montemagroモンテマーグロ(痩せた山)」は、ドゥレッラを植えられている畑が乾燥して痩せた土壌であることから名付けられた。樹齢60年のブドウ樹よりブドウを収穫、数日間皮や種ごとの醗酵を行い、圧搾後半分をステンレスタンク、半分を2500リットルの大樽に入れ、醗酵の続きと熟成を10か月間行う。すべてを一度合わせた後にごく少量の二酸化硫黄を添加、ボトリングされ、約8か月間の熟成を行いリリースされる。(インポーターさん資料から抜粋)


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