クリスチャン・ヴニエ
クリスチャン・ヴニエは、若い頃から自然派ワインに興味を抱いており、1995年に従兄弟のティエリー・ピュズラと一緒に農業学校に入学しました。農薬の害などについて農民や周辺住民が知らなかった時代に、ルネ・モスやジュー・ピトン達とも一緒に、当時としては革新的な有機栽培を学びました。クリスチャン家系は、ロワール地方のブロワ近くで何代も続いている農家ですが、スタート時には、父親の畑の葡萄が醸造に適していなかったので、畑を借りましたが、現在は葡萄の植え替えも終えてトータル8haの畑を所有。7つの品種を栽培しています。
レ・カルトリー(白)
フィエ・グリ80%、シャルドネ20%。樹齢約16年の葡萄。ダイレクトプレスした後、タンクで発酵・シュール・リ熟成。
中程度の黄色。青りんごのような爽やかな果実香にりんごのコンフィチュール、アカシアの蜂蜜、水飴を想わせる優しい甘やかな様子、火打石や煙などの香りが加わります。瑞々しく清らかに流れるような飲み心地で、やや硬質な冷涼感を感じます。溌剌としたりんごなどの果実味にほんのりと甘やかな蜂蜜の芳醇な風味をまとい、液中に溶け込むように旨みが絡み合いながら伸びやかに口中に広がります。スッキリとした中に、ほどよいコクや旨みが感じられる辛口の仕上がりです。(インポーターさん資料から抜粋)