シャトー・ラ・グラーヴ・キュヴェ・デュ・パン
世界に誇る貴腐ワインの銘醸地ソーテルヌ地区からガロンヌ川を挟んで対岸に位置し、ソーテルヌ地区とともに貴腐ワインの銘産地として知られるサント・クロワ・デュ・モン地区。ガロンヌ川とシロン川の交差する場所から発生する霧の恩恵を受けている一帯です。
淡い黄土色をした小さく丸い砂利の土壌が広がる、ガロンヌ川を見下ろす丘に建つシャトー・ラ・グラーヴは、1929 年にブリデ家が購入して以来代々引き継がれ、1970年にブリデ・ティノン家と名字を変えた現在まで続くシャトーです。6ヘクタールから始まったブドウ畑は現在25ヘクタールにまで拡大し、貴腐ワインをはじめ、辛口白、ロゼ、赤を造っています(赤の区画は2012からビオロジック農法を実践)。
約5ヘクタールのブドウ畑から造られるシャトー・ラ・グラーヴの貴腐ワインは、収穫は2~3回に分けて貴腐菌の状態により手摘み収穫され、スロー&ソフトプレス、温度コントロール(22-23℃)醗酵。バリックで12ヶ月熟成します。
杏やアーモンドのようなフルーティなアロマ。しっかりとした凝縮感を持ちながらも上品な甘さが心地良く感じられます。食後のデザートワインにはもちろん、食前酒としても合わせやすい爽やかさが特徴の貴腐ワインです。
セミヨン90%、ソーヴィニョン・ブラン10%。(インポーターさん資料から抜粋)