ルイ・シュニュ
1917年、サヴィニー・レ・ボーヌに創業。以来ワインのほとんどはネゴシアンに販売していましたが、2000年に妹のキャロリーヌ・シュニュがドメーヌを継承してから、本格的に自社ビン詰めを開始しました。
キャロリーヌは2人の小さい娘さんの育児とワイン造りを見事に両立させながら、多くの時間を畑で過ごしています。
「私達は小さなドメーヌなので、畑で働く時間がたっぷりとれます」。「娘を心から愛していますが、同様の愛情をぶどうにも感じています。栽培もワイン造りも、本当に楽しい」という彼女は、広報・販売を担当する姉のジュリエットと力を合わせて、ドメーヌの運営にあたっています。
「私達が飲んで素直に美味しいと思うワインを造りたい」という彼女達が飲みたいワインとは、「ピュアでナチュラルな味わいのワイン」です。
お父さんから受け継いだ古樹畑を大切にし、真剣なリュット・レゾネ栽培による心を込めた畑仕事をする一方で、醸造はできるだけ手をかけず、「美味しいぶどうが自然に美味しいワインになってくれるのを手助けします」。
モダンなラベルのデザインは、リヨンの若手グラフィック・デザイナーが、彼女達の伝えたイメージをもとにデザインしたものです。
サヴィニー・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ レ・ラヴィエール ルージュ
3区画で合計0.55ha。非常に石の多い土壌。樹齢約60年のVV。新樽比率は20%。「4つのプルミエクリュの中でもっともアロマティックで、余韻が長いスタイルです。長期熟成型で、熟成に伴ってスモーキーな風味をお楽しみいただけます」。