ドメーヌ・ディジオイア・ロワイエ
1930年にシャンボール・ミュジニー村中心部に設立されたこのドメーヌは、1999年、3代目ミッシェル・ディジオイアの継承によって、本格的に自社ビン詰めを開始しました。
翌2000年ヴィンテージから各国の錚々たるインポーターが取扱いを開始し、フランスにおけるワイン評論の第一人者ミッシェル・ベタンヌから「極めてシャンボールらしい味わいである」と絶賛されるなど、優秀な造り手としての評価を着実に高めてきました。
いつもツナギを着た彼が畑にいる時間の長さはブルゴーニュのヴィニュロンの中でも群を抜いており、土壌への負荷を軽減するために1978年製の超軽量トラクターを改良して使用するなど、細密なこだわりを持って仕事に打ち込んでいます。
「ぶどうを完璧な状態で収穫することだけのために、毎日働いているといっても過言ではありません」(ミッシェル・ディジオイア)。
好きな言葉は「情熱」。シャンボール新世代のトップランナーのひとりです。
シャンボール・ミュジニー
「オー・ボー・ブリュン」、「オー・コンボット」、「レ・コンドメンヌ」、「レ・パ・ド・シャ」、「レ・フシェール」、「レ・クルー・ベサン」の6区画合計で1ha。平均樹齢50~55年。新樽率20%で16~18ヶ月間樽熟成。