ドメーヌ・ロベール・シュヴィヨン
ニュイ・サン・ジョルジュ村の有力生産者です。1930年代よりドメーヌ元詰を始めたパイオニアの一翼を担って来た歴史を持っています。ドメーヌは、ロベール・シュヴィ ヨン氏は10年ほど前に引退し、今は息子であるドゥニ・シュヴィヨン氏とベルトラン・シュヴィヨン氏の兄弟により運営されています。ワインの品質の良し悪しは、畑の段階で90%以上決まっていることで、醸造では覆らないという哲学が首尾一貫していてブレがありません。その成果として難しいと言われている2007年や2008年もこの蔵元では成功と呼べる段階まで品質を保っています。正真正銘、飲めるブルゴーニュの伝統を是非お楽しみください。
12haをAOCニュイ・サン・ジョルジュ内に所有し、平均樹齢は60年で、1級畑ヴォークランなどには樹齢100年を超える樹を多く残すべく、細心で丁寧な畑管理で品質の向上に努めています。
醸造のスタイルは先々代のモーリス・シュヴィヨンの時から変えておらず、今ではほとんどの生産者が低温発酵を行うものの、昔ながらの高温発酵を行うなど流行に流されることなく、畑仕事を厳密に行うことに心血が注がれています。
ニュイ・サン・ジョルジュ ヴィエイユ・ヴィーニュ
ロベール・シュヴィヨンの赤ワインはいずれもその高い樹齢がもたらす濃密感や緻密さが特徴で、長期熟成のポテンシャルが高い。特級をもたないニュイのスペシャリストのため、これまではさほど顧みられることはなかったが、ここ数年の間に人気は鰻上りとなっている。カルト的な存在になる日も近そうだ。(インポーターさん資料から抜粋)