ミュラー=トゥルガウ トロッケン 2022 750ml/リンクリン

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リンクリン


カイザーシュトゥール東部のアイヒシュテッテンにある、葡萄畑面積7haの家族経営の醸造所。

創業者のヴィルヘルム・リンクリンはバーデン地方のビオロジックの草分け的存在で、1955年、ワインだけでなく様々な農産物を造っていた複合農家だった時にビオロジックに転換し、1971年にビオロジックの農産物生産者団体ビオラントを12人の仲間達とともに創設。

そして1975年にはビオロジック農産物の専門商社「リンクリン・ナトゥアコスト」社を設立。現在約250人の従業員が働いている。醸造所はヴィルヘルムの孫の一人フリードヘルムが運営し、奥さんのアンネさんは醸造所が経営する民宿を切り盛りしている。

栽培品種はミュラー・トゥルガウ、シュペートブルグンダー、グラウブルグンダー、ヴァイスブルグンダー、ムスカテラー、リースリング、ソーヴィニヨン・ブラン、レゲントなど。収量は40~70hℓ/haで、白は全房圧搾で澄んだ果汁を得て、ステンレスタンクで大半はシャプタリゼーションをせず野生酵母により発酵する。赤はライン地方に伝統的な楕円形をしたシュトゥック樽かバリック樽で熟成する。年間生産量は約5万本、うち10~15%が日本に輸出される。


ミュラー=トゥルガウ トロッケン


品種:ミュラー・トゥルガウ
植樹:2006年頃
位置:標高210m、東向き
土壌:粘土質

全房圧搾、ステンレスタンクで野生酵母により発酵、ステンレスタンクで5ヵ月間熟成。

アイヒシュテッテンにあるすべての畑はヘレンバックと名付けられている。その中のヴァッベンベルク(Wabbenberg)と呼ばれる区画で収穫されたブドウを用いて醸造している。

ミネラリーでピュア、酸と果実味がほどよく調和したやさしい飲み口。


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