ジョヴァンニ・カノーニカ
ジャンニ・カノーニカが1983年より始めたワイナリー。
1.7ヘクタール(うち1.5haがネッビオーロ、0.2haがバルベーラ)の畑を持ち、2種類のワインを生産するが、彼自身が納得しない年のワインは自らボトリングをせず、桶売りしてしまう。
畑ではボルドー液以外の一切の薬剤を使用せず、ワイナリーでもボトリング時にごく少量使用される2酸化硫黄以外、 何も添加される事がない。
伝統的なバローロのスタイルである、長期間のマセレーションを実践、大樽での熟成の後、ノンフィルターでボトリングを行う。
ジャコモ コンテルノのジョ ヴァンニ コンテルノ、ジュゼッペ リナルディなど、偉大なバローロの生産者達とも親交が深く、あのグラヴナーをして、“最良のバローロの造り手”と言わしめた人物。