ドメーヌ・デ・フォーヴェット
ドメーヌ・デ・フォーヴェットは、アレクサンドル・ジュヴォーの奥さん、マリーズ・シャトランが立ち上げたドメーヌです。
フォーヴェットとは小さな小鳥のことを指しますが、彼女が昔住んでいた森に囲まれた美しい街の住人のことを指す愛称で、その思い出深い愛称をドメーヌ名にしました。
2016年6月入荷致しました2015年(現在倉庫にて寝かせております)のワインが彼女が初めて手がけたもので、「ドゥ・ローブ・ア・ローブ」新しい人生の幕開け、夜明けの畑や一日の始まりなど、明るい未来が開けるような意味合いで名付けられました。
ドゥ・ローブ・ア・ローブ
仄かにオレンジがかった淡い赤色。熟した赤いプラムや桃などの芳醇な印象に、さくらんぼのコンポート、グアバなど想わせる果実の香り、加えてクローブやナツメグなど甘苦いスパイスのニュアンスがあり、フルーツの中に深みを感じさせます。色合いや香りからも例年に比べ淡く軽快感のあるスタイルであることが伺い知れます。口に含むと繊細で優しく搾った果汁のように清らかに流れていきます。雑味がなくスムーズに体へと沁み込むような飲み心地で、小気味良い伸びやかな酸と共に赤いプラムなどのジューシー感やかぐわしく可憐な果実の風味が大きく膨らみます。アフターにかけて、愛らしい果実感にクローブなどを想わせるスパイスの風味が抑揚や奥行きを与えています。軽やかな飲み心地で、ついつい次の一杯に手が伸びてしまうような魅惑的で上品な仕上がりです。(インポーターさん資料から抜粋)